文系でも受かる一陸技の勉強方法(無線工学編)
先日、H29(7)の試験で「無線工学の基礎」を受験してきました。
結果は、
合格しました。
試験中は「うわー、これは落ちたなー。もう一回受けるのマジで嫌だなー。。」って思いながら絶望しながら途中退室したんですが、自己採点してみたら8割くらい取れてる奇跡が起きました。日頃の行いが良いんだと思います。
さて、本題の勉強方法ですがいたってシンプルです。
①直近10回分の過去問をひたすら眺める。
②解説を見ながら何となく解いてみる。
③時間のある限り過去問を眺めて答えを覚える
以上の3ステップです。
無線工学の基礎、無線工学A、無線工学Bと三種類ありますが、基本的には同じやり方で大丈夫です。
まず①についてですが、
たぶん一番苦痛なフェーズ
何書いてるかわかんないし、文字の羅列にしか見えないでしょう。僕は正直①のフェーズで「こんなの受かるわけねぇよ。。どうしよう。。」と絶望していました。
でもそれで大丈夫です。繰り返している内に
「これ、同じ問題ばっかり出てるじゃないか。HAHAHA」
となります。
過去問は以下の物を使いました。
その状態になったら②のフェーズに移ります。
実際に手を動かしてみると、「うわー、理解不能。やべー。。。」とまた絶望しますが安心して下さい。計算問題が多いように見えますが、多くの計算問題は
「簡単な公式の当てはめ」
「答えの暗記」
で乗り切れます。
たとえば、この問題。
無線工学の基礎H26(1)のA-19
過去問の解説を見ると、うにょうにょとなにやら計算しておりますが、、
この公式一発です。
そしてこれ
無線工学の基礎H26(7)のA-1
過去問を見ると計算問題に見えますが答え丸暗記で大丈夫です。
どうしてもわからないときには、以下の参考書を参照して勉強しました。
解説がとてもわかりやすいのでおすすめです。
そして、最後の③ですが、繰り返し過去問を見るだけです。①のときはちんぷんかんぷんだったものが、なんとなくわかった気になってきてるはずです。なってなかったら②に戻って下さい。
問題を見た瞬間に答えが出てくる、もしくは公式が浮かぶ状態まで持って行きましょう。これを試験一回分あたり15分くらいでできるようにしましょう。そうすると本番でも8割くらいは取れるはずです。
僕の勉強方法はこんな感じです。
この勉強方法についてはほぼ丸暗記なので否定的な方もいらっしゃるかと思います。
「そんなの何の意味があるんだ」
「きちんと理解すべきだろ」
などなどあるかと思います。
ただ、僕のこの資格に関する認識は「受かればいい」です。
「資格を取得することによってその分野の知見を得たい」とかであればこの勉強方法は間違ってます。ただ、この資格はそういうノリではないはず。
手段と目的を履き違えてはいけません。僕にとってこの資格を取得することは、何かを勉強するための手段ではありません。取得すること自体が目的なのです。
この記事を見ている多くの方が会社に取るように言われ仕方なく取得しようとしているのではないでしょうか。
無線の勉強が趣味なんだー、という方はどうぞちゃんと勉強して下さい。
では。
補足
無線工学Bはわりと計算問題が多く、さすがに完全に暗記では乗り切れませんでした。僕は以下のサイトをちょいちょい参考にしながら勉強しました。
陸上無線技術士を受けるのに最低限必要な知識
http://www8.plala.or.jp/ap2/mark/1rikugi.html